2022年9月12日18:21
ニーズウェルと三井住友カードは、企業の経費精算業務におけるデジタルトランスフォーメーションのさらなる推進のため、コンカーの協業パートナーとして、業務提携契約を締結したと発表した。今後両社では、共同による営業・マーケティングを展開し、SAP Concur 導入企業および導入検討企業を中心に、2025 年度までに 100 社(初年度 10 社)の受注を目指す。
具体的な業務提携の内容として、2 社共同の、SAP Concur の活用/営業/マーケティング/商品開発等を実施する。また、両社のサービスやソリューションにニーズがある場合の、優先的な相互送客を行う。両社のサービス、ソリューションの提供は各社から行い、料金は顧客ごとに個別に見積する。
SAP Concur 導入を検討している両社の顧客に対して、相互送客を行うことにより、これまでよりもシステム面と法人カード導入を含めたバックアップ体制を強化するそうだ。
なお、ニーズウェルは「Concur Japan Partner Award」を3度受賞している。コンカーの定める技術水準を満たす「SAP Concur 認定プロジェクトマネージャー」の育成に注力しており、導入・活用のサポートに強みがあるそうだ。一方、三井住友カードはコンカーとの連携を強化しており、新幹線乗降駅等、SAP Concurへの業界最多のデータ項目連携が可能だとしている。三井住友カードの法人カード導入により、経費精算時の入力事務を効率化するという。
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ペイメントナビ編集部
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