2022年10月21日17:18
東急、JR東日本、伊豆急行は、2019年から3度にわたり実施した観光型MaaS「Izuko」の実証実験で得た知見を踏まえ、地域との共創を通じて伊豆地域の活性化を目指す「伊豆navi」を2022年11月1日より開始し、期間を定めず継続的に展開すると発表した。
「伊豆navi」は、伊豆の観光施設、飲食店に関する情報や、ワーケーション・ビジネス関連情報などの伊豆の魅力と、おトクな交通チケットや、レンタサイクル・カーシェア・レンタカーなどの移動手段、目的地近くのバス停情報などを届ける。
「Izuko」の実証実験を通じて、スマートフォン上での一元的な情報検索や、電子チケットの購入によるシームレスな移動・観光体験への一定のニーズを確認する一方、利用データや地域の要望に応じたサービスの改善とPUSH型プロモーションの実施におけるシステム面および運営面での課題を認識することができたという。
これらを踏まえ、「伊豆navi」の展開にあたっては、「LINE」とJR東日本の提供する地域・観光型MaaSパッケージ「Tabi-CONNECT」、ボールドライトの提供するデジタルマッププラットフォーム「プラチナマップ」を組み合わせ、利用データや地域の要望に応じたサービスの改善とユーザーインターフェースの変更、利用者のニーズに応じた情報配信を可能とするなどの改善を実現したそうだ。
情報発信面では、観光スポットやイベント、飲食店情報に加え、シェアオフィスや参加型プロジェクトなどのビジネス系の情報も発信することで、ワーケーションや地域との関わりに興味がある層のニーズにも対応し、関係人口の増加を図る。
また、地域の魅力をよりタイムリーに継続して発信していくためには、地域との共創が必須であるとの認識のもと、伊豆の自治体や交通・観光事業者の取り組みおよび要望を迅速に反映できる運営体制を構築していきたいとした。
また、地域の魅力をよりタイムリーに継続して発信していくためには、地域との共創が必須であるとの認識のもと、伊豆の自治体や交通・観光事業者の取り組みおよび要望を迅速に反映できる運営体制を構築していきたいとした。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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