2022年11月8日23:33
Showcase Gig(ショーケース・ギグ)は、同社が提供する「O:der Platform(オーダープラットフォーム)」において、各種ハードウェア製品との連携が拡大していることに加え、新たにグローリーのKIOSK(FGK)とも連携し、同「O:der連携バージョン」の販売を2023年春より開始すると発表した。
今回O:der Platformに対応したKIOSK(FGK)は、レジの省人化に加え、モバイルオーダーをはじめとするさまざまな注文方法およびキャッシュレス決済にも対応が可能で、さまざまな飲食業態/決済方法にマッチする機能が実装されているという。
現在、飲食店での注文方法は多様化しており、店頭での口頭注文に加え、モバイルオーダー、デリバリーサービス、ドライブスルー、KIOSKなどのチャネルに分かれてきている。店舗ではこうした流れに対応するべく、POSレジやキッチンディスプレイ、デジタルサイネージ、ロッカーなどのハードウェア製品が必要となる。しかし、それらハードウェア製品はシステムとしては独立しているケースが多く、それゆえ店舗オペレーションは煩雑になり、店舗スタッフの負担は増加しているという課題があるとした。
O:der Platformではデータ構造の設計からハードウェア製品と連携するためのAPIまで、飲食店のオペレーションに合わせた開発を行っており、飲食店で利用されている。
O:der Platformはこれまで、東芝テックが提供するPOSレジ、グローリーの提供するKIOSKやロッカー、日本電気(NEC)が提供するモバイルPOSレジ、さらにはデジタルサイネージなど、さまざまな店舗における外部ハードウェア製品との連携を行っている。今回新たにグローリーが開発した次世代KIOSK(FGK)とO:der Platformの連携を行ったほか、新たにNECが提供するNECモバイルPOSとの連携も行った。
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ペイメントナビ編集部
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