2022年11月16日7:20
東芝テックと、クレジット情報処理センターの日本カードネットワーク(CARDNET)は、共同開発したJET-S端末「CT-6100 / PICT-6100」を2022年12月より発売すると発表した。
東芝テック製JET-S端末「CT-6100 / PICT-6100」は、12万台以上を販売した従来機「CT-5100」の機能・操作性・東芝テック製POSシステムとの親和性などの特長を踏襲しつつ、さらにピンパッドと非接触リーダライタを一体型にすることで、よりコンパクトな端末となるそうだ。
磁気ストライプ、接触IC、タッチ決済の同時待ち受けが可能な「3面待ち」にも対応。利用者が片手で接触ICカードを挿入できるよう考慮した重量・設計となるそうだ。
具体的な特徴として、ピンパッドと非接触リーダライタを一体化した。磁気カード・接触IC・タッチ決済・電子マネー・バーコードの読み取りが1台で行えるため、省スペース化を実現している。
さらに、「CT-6100」本体から電源供給を行うため、ACアダプタが不要だ。配線周りを整頓し、レジ周りの省スペース化を実現するそうだ(「CT-6100」本体は、ACアダプタからの電源供給が必要)。また、店員操作部と利用者操作部が分離可能だ
クレジット・タッチ決済・電子マネー・コード支払い・銀聯・J-Debit等多様な決済機能に加え、加盟店の独自ポイントや共通ポイント、ハウスプリペイドなど、さまざまな機能に対応している。
東芝テック製POSシステムをはじめ、多くのPOSシステムとの接続実績をもつ従来機(「CT-5100」)のインターフェースを踏襲し、引き続き加盟店様の業務効率化に貢献します。従来機(「CT-5100」)をすでにPOSシステムと連動している加盟店は、POSシステムの改修をする必要なく導入が可能だ。POSケーブルは従来機(「CT-5100」)のものをそのまま利用できる。
利用者操作部には液晶ディスプレイを搭載しており、カードを「引く・差し込む・かざす」といったオペレーションが、アニメーションで表示される。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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