2010年12月22日16:13
クレジット情報処理センターの日本カードネットワーク(CARDNET)は12月22日、クレジットカードブランドのJCB、Visa、MasterCardが推奨する、インターネット取引時の本人認証手段「3-Dセキュア」に準拠した会員認証サーバ(ACS)を開発し、カード会社へASP形式でのサービス提供を開始すると発表した。同サービスを利用することで、カード会社は自社でACSを構築する必要がなく、容易に3-D セキュアを導入することができるという。すでに数社が同サービスの導入または検討を行っている。
同社では、日本クレジット協会と日本クレジットカード協会が発表したガイドラインにより、インフラ整備に努めることを原則とした3-Dセキュア未対応のカード会社に対し、同サービスを積極的に推進し、インターネット取引市場の健全な成長に取り組んでいく方針だ。