2022年12月9日13:14
セレスの子会社であるラボルは、オリエントコーポレーション(オリコ)と業務提携し、 Visa・Mastercard・JCB各社が利用を促進する新たなBtoB決済スキームを活用してフリーランス向けに資金繰り支援を行うカード決済サービス「labol(ラボル)カード払い」の提供を2022年12月8日より開始した。
ラボルは、フリーランス向けAIファクタリングサービス「labol(ラボル)」を2020年7月に運営開始して以降、さまざまな業態のフリーランス・個人事業主の利用において解決が困難な資金繰りニーズにも直面してきたという。そのような中、このほどオリコと業務提携し「labolカード払い」を提供することで、多様化が進む利用者の資金繰りニーズに幅広く対応することが可能となるとした。
「labolカード払い」は、カード決済を行いたい事業者と、カード決済を受け付けていない取引先(カード非加盟店)の橋渡しを行う金融サービスとなる。今回、アクワイアリング(加盟店管理)実績を持つオリコのカード決済システムを利用することで、主要有力ブランドへの対応を実現した。
フリーランスである利用希望者は会員登録後、24時間365日、時間・場所を選ばずにWeb上で申し込める。請求書上で指定される振込先に対して希望の名義でラボルが最短即日で振込払いを実施し、利用者はクレジットカードで同サービスを利用することで最大60日間におよぶ支払いの先延ばしが可能だ。サービス利用手数料は「3~3.5%」となり、ラボルへの支払いは、サービス利用手数料を上乗せした金額で利用のカード会社所定の期日に銀行口座から引落しとなる。
また、すでにフリーランス向けAIファクタリングサービス「labol」の会員登録済みの会員については、「labolカード払い」の会員登録は省略できる。なお今回は、フリーランス向けへ先行してサービス提供を開始するが、順次、小規模事業者向けへのサービス提供も進めていくそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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