2022年12月27日18:46
カンムは、三菱UFJ銀行による、フリークアウト・ホールディングス、その他株主が保有するカンムの株式の一部取得をもって資本業務提携契約を締結し、MUFGグループへ参画、 今後、連結子会社となる予定であると発表した。
カンムは、2016年9月にローンチしたオンライン決済サービス「バンドルカード」を主力事業として展開している。2022年6月には手元の資産形成に活用できるクレジットカード「Pool」をリリースした。デロイトトーマツが発表している「日本テクノロジー Fast 50」売上高成長率ランキングにおいては、2019年の1位、2020年の2位に続き、2021年も3年連続でランクインしているという。
今回の資本業務提携における最初の取り組みとして、三菱UFJ銀行口座保有者に向けた決済サービスの1つとしてカンムのサービスを提供することを予定している。また、カンムが持つ簡易な後払い決済のノウハウを、三菱UFJ銀行やグループ会社が提供する商品やサービスと組み合わせ、機能強化を図ることで、三菱UFJ銀行の商品やサービスのさらなる利便性の向上および、利用者の満足度向上につなげるという。
将来的には、より広範な領域での協業も検討しており、カンムが現在展開する既存事業の範疇にとどまらず、新領域での事業拡大を目指す。同時に、引き続きユーザーの利便性向上に努め、安心・安全な金融サービスの提供を通じて、経済成長・発展に取り組むそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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