2023年1月10日15:40
NTTコミュニケーションズ(NTT Com)とJR東日本クロスステーション デベロップメントカンパニー(JR-Cross)は、エキナカ商業施設「エキュート上野」「エキュート大宮・大宮 ノース」において、 販売促進高度化に向けたリアルタイムなセグメントマーケティングの実証実験を2023年1月11日~2023年3月1日まで実施する予定であると発表した。
同実証実験では、ドコモの基地局情報などをもとにした位置情報とdポイントクラブ会員基盤を活用し、2駅あわせて1日あたり約32万人が利用するJR上野駅・JR大宮駅および駅周辺にいるターゲットユーザーに対し、顧客属性に合わせた「メッセージS」をリアルタイムで配信するセグメントマーケティングを行う。
特徴として、ドコモの基地局やWi-Fiの通信情報をもとに、指定した位置から半径75mのエリア内にいる顧客を推定することができる「docomo Ad network」の位置機能を活用し、指定したエリアに来訪したターゲットユーザーにリアルタイムでメッセージ配信などを行うことが可能だという。また、dポイントクラブ会員約8,700万人のうち「メッセージS」を許諾する約3,300万人に対し、年代や居住地などのユーザー属性に基づいてターゲティングを行った上で、位置情報と連携させ、「メッセージS」を利用したサービスやキャンペーン、イベント情報などの配信が可能だ。
さらに、ジオターゲティングを活用し、周辺のイベント施設や観光施設などへの来訪者に対して「エキュート」で開催中のキャンペーンや期間限定イベント、エリア限定商品の紹介などを行うことにより、来訪者の周辺エリア内の回遊を促進するとともに、来訪者への新たな気づきを提供することができるとしている。
今後両社は、同実証実験によって得た成果をもとに、「エキュート」周辺エリアの生活者や駅利用者の「暮らしのプラットフォーム」として進化させ、さらなる魅力・利便性向上に向けた取り組みを検討するという。
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ペイメントナビ編集部
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