2023年1月30日21:00
楽天証券と楽天カードは、2023年2月27日に、「楽天カード」クレジット決済で積立できる楽天証券の商品に、「金・プラチナ取引」サービスの商品を追加すると発表した。これにより、投資信託に加え、金、プラチナ、銀でも、口座への事前入金不要、かつ、「楽天ポイント」を貯めながら積立が可能になる。クレジットカードで金、プラチナ、銀の積立が決済できるのは証券業界で初となる。
楽天証券の「金・プラチナ取引」サービスでは、金、プラチナ、銀の3商品を対象に、それぞれ毎月1,000円から始められる定額積立サービスを提供している。現在、「金・プラチナ取引」積立サービスで利用できる引落方法は、楽天証券の証券総合口座からの引き落とし、および、楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」を利用した楽天銀行口座からの自動引き落とし(スイープ機能)の2つとなる。
「楽天カード」クレジット決済での同商品の積立上限金額は、金、プラチナ、銀それぞれ月額10万円の合計30万円で、積立額の0.5%の「楽天ポイント」が貯まる。これにより、国内で唯一、金、プラチナ、銀の積立の引落方法が3つに拡充となるほか、口座への事前入金不要、かつ、「楽天ポイント」を貯めながら貴金属商品への投資が可能になるとしている。また、「楽天カード」クレジット決済での積立対象商品追加を記念して、積立金額に応じて抽選で最大10万円が当たるキャンペーンを実施するという。
楽天証券と楽天カードは、2018年10月に、「楽天カード」クレジット決済で投信積立ができるサービスを開始した。楽天証券で投資信託を積立ている6割が「楽天カード」クレジット決済を利用しているそうだ(2022年6月末時点)。
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ペイメントナビ編集部
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