2023年2月8日7:00
ネットプロテクションズと商工組合中央金庫は、同社が提供する企業間決済代行サービス「NP掛け払い」を活用した商工中金の法人顧客における経営課題解決の支援を行うことを目指し、業務提携に係る契約書を締結した。同契約によって、商工中金の法人顧客に対する「NP掛け払い」ビジネスマッチングを開始する。
商工中金は中小企業金融の円滑化に貢献することを目的として、政府と中小企業組合の共同出資により設立された政府系金融機関だ。新型コロナウィルスの流行や仕入価格の上昇などによって中小企業が資金繰りに困難を強いられる状況においても、80年以上にわたって培った金融ノウハウを生かし、利用者の抜本的な課題解決に向けたオーダーメイド型のソリューションを提供しているという。
このほど、中小企業の資金繰り安定化およびDX推進を支援したいという商工中金と、企業間決済代行を通じて企業の債権保証や決済業務のDX支援を行う「NP掛け払い」の意向が一致し業務提携を締結する運びとなった。
なお、2022年現在、NP掛け払いの年間取扱高は979億円、年間利用社数46万社となっている。
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ペイメントナビ編集部
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