2022年6月26日7:00
ネットプロテクションズは、同社が提供する企業間取引向けの後払い決済サービス「NP掛け払い」における累計取扱高が、2011年のサービス開始から21年となる2022年4月時点で3,500億円を突破したと発表した。
また、2021年3月31日時点で、年間利用社数46万社と「日本で8社に1社が使っている決済」となるそうだ。この背景としては、DXや働き方改革の推進により企業での利用が促進されたこと、また法改正により電子帳簿保存法やインボイス制度の準備が必要となったことが挙げられるとした。これらの社会変化に対して「NP掛け払い」は企業間取引において生じる与信、請求書発行、代金回収、未回収リスク保証などの決済にまつわる業務をまるごと請け負うような価値を提供できることにより、急速に利用が拡大した。加えて「NP掛け払い」がCRMプラットフォーム事業者や金融事業者等との協業を実施することで、決済領域に閉じない企業間取引におけるDX化の支援が可能になったことも、利用拡大した要因のひとつと考えられる。
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ペイメントナビ編集部
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