2023年3月6日23:10
ネットスターズは、2023年3月6日より、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を通じて、ベトナムのMilitary Commercial Joint Stock Bankが提供する、 MBBankアプリのQRコード決済サービスが、 訪日ベトナム人の日本での支払いに利用できるようになったと発表した。日本でベトナムの事業者が展開するQRコード決済が利用できるのは初となる。
StarPayは、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を一括で申し込み・管理ができるサービスとして国内1万5,000社に利用されている。国内のQRコード決済に加えて、訪日客対応も強化しており、このほどベトナムが加わったことで、10か国/地域のサービスに対応する。MBBankアプリのユーザーは訪日時に、MB Bank決済対応を申し込んだStarPay加盟店にて、MBBankアプリを使って、デビッド方式にて日本で支払いができる。
激減していた訪日外客数は、2023年1月には約150万人に増え、ベトナムからの訪日客は1月に5万1,500人と、2019年同月比の45.6%も増加しており、今後も夏休みの旅行や円安による消費増が期待されている。
ベトナムでは各銀行がスマホでのサービスに力を入れているため、決済手段としてデビッド方式でのQRコード決済が一般的だ。MB Bankが提供するMB Bankアプリは2021年時点で決済回数3.9億回、ユーザー数はベトナム人口の10%以上にあたる1,000万人にのぼる。
ネットスターズはこれまで、2015年に中国人向け決済WeChatPayを導入したのを皮切りに、中国・韓国・台湾・タイ等で利用されている決済を、訪日客向け決済手段として提供してきた。