2024年4月19日7:15
ネットスターズは、マルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」アプリにて、AIを活用してコードスキャン機能の複数同時読み取りと、読み取り機能向上を実現した。アップデートしたアプリは、専用端末版から2024年5月中旬より順次公開する。
「StarPay」アプリは、店頭での会計時に、利用者が提示するQRコードを読み取るために使われている。専用端末版以外に、一般のAndroid版/iOS版も展開している。利用者の使うさまざまな決済サービスのQRコードを即座に読み取り、支払いにつなげるそうだ。
今回のアップデートでは、QRコード読み取り時に、画面内にQRコードやバーコードなどが複数あっても瞬時にすべて認識・スキャンし、決済端末上で利用するコードを選択できるようになる。これまでは画面内に複数コードがあった場合、誤って隣のコードを認識してしまうと、正しいコードを再度スキャンしなおす必要があったが、そのストレスを解消するそうだ。さらに、読み込みスピード自体が速くなるほか、コードの認識機能も向上し、斜めなど幅広い角度からの決済用コードのスキャンが可能になる。コードの一部が見えづらい場合や、明るさが十分でない場所でもスキャンが可能になる。
これら読み込みスピードの向上、認識機能向上はAI技術を活用し、実現している。開発段階から生成AIを活用することで、開発そのもののスピードも向上したそうだ。
ネットスターズは、同コードスキャン機能を、ネットスターズが提供する他のサービスやプロダクトへも適宜実装する予定だ。
2009年の創業以来ゲートウェイ事業を展開。2015年にQRコード決済サービス「WeChatPay」を代理店として日本に初めて導入。以降、国内外のQRコード決済をはじめとするキャッシュレス決済を店舗に一度に導入・管理できるマルチキャッシュレス決済ソリューション「StarPay」を展開。現在は「StarPay」の技術力を基盤に、多角的なサービス展開に取り組んでいます。