セルフレジ用の「人追跡モジュール」開始(アスタリスク)

2023年4月11日7:10

アスタリスクは、セルフレジ用の「人追跡モジュール」をリリースした。

アスタリスクは、これまでもレジの混雑解消を目的とした人追跡レジAsRegi+ を実験的に展開していたが、この中での中核エンジンである「人追跡モジュール」をリリースすることにより、さまざまなレジメーカーのレジに組み込むことが可能となり、例えばスーパーマーケットでのセミセルフレジや、アパレルでのRFIDレジなどで利用が可能となるという。

今回、人追跡のレジとして特許査定をもらったこともあり、積極的な販売へと移行することとなった。

同「人追跡モジュール」を使ったセルフレジの構成は、商品の読取ゾーンと支払ゾーンを分けることが特徴だ。商品を読み取ったのち、顧客が自由な支払ゾーンで支払いができるうようにカメラで撮影した動画で位置を測定と追跡を実施し、顧客が支払機の前に立つと同時に会計情報を出すので、支払機の指定などをすることなしにセミセルフやセルフレジなどの構成が可能だ。

追跡イメージ図(アスタリスク)

従来、スーパーマーケットなどでは店員がバーコードを読み取り、「3番の支払機で支払ってください」などのオペレーションが多かったが、例えば電車の切符売り場のような支払コーナーがあり、支払いを顧客が自由にできる構成が可能だという。また、この場合、その顧客にフラグ管理をするなどで実際に支払いをしたのかを把握でき、効率化を図ると共に、セキュリティ面も向上させることも可能だという。

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