2023年4月10日21:21
南国交通、ジェーシービー(JCB)、小田原機器、井浦商会、およびQUADRACは、南国交通が運行する鹿児島空港連絡バスへ導入しているタッチ決済に関し、2023年4月27日から、JCB、American Express、Diners Club、Discoverの取り扱いを開始すると発表した。
南国交通では、鹿児島空港連絡バスにおいて、2022年4月よりVisaのタッチ決済を取り扱っており、今回新たに4ブランドのタッチ決済が利用可能となる。
利用可能な路線は、鹿児島空港~鹿児島市内、鹿児島空港~川内、鹿児島空港~宮之城・出水・阿久根、鹿児島空港~栗野・大口・水俣となるそうだ。
利用者は、鹿児島空港連絡バスの乗降車時それぞれ、車内に設置された専用機器にタッチ決済対応カードやスマートフォン等をかざすことでバスを利用できる。
なお、鹿児島空港~鹿児島市内は、乗車時、タッチ決済専用機器にカードを触れるワンタッチ決済となる。鹿児島空港~川内、宮之城・出水・阿久根、水俣は、乗車時と降車時の 2 回専用機器にカードを触れる必要があり、降車時に運賃の精算を行う。
各社役割として、南国交通は鹿児島空港連絡バスの運行、乗客への案内、JCBがキャッシュレス決済導入支援、JCB/American Express/Diners Club/Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーション、小田原機器がキャッシュレス決済用システムの開発・提供、井浦商会がキャッシュレス決済関連機器の導入、QUADRACが交通事業者向け決済及び認証に関する SaaS プラットフォーム(Q-move)の提供となっている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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