2022年4月11日18:32
南国交通、三井住友カード、小田原機器、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)は、2022年4月20日~2023年3月31日まで、南国交通が運行する鹿児島空港連絡バスの車内において、三井住友カードが提供する公共交通向けソリューション「stera transit」を導入し、Visa のタッチ決済を活用した実証実験を実施すると発表した。
対象区間は、鹿児島空港と、①鹿児島市内、②川内、③宮之城・出水・阿久根、④栗野・大口・水俣の区間となる。今回の Visa のタッチ決済の導入により、鹿児島空港から、鹿児島市内、薩摩川内市、出水市や熊本県の水俣までの乗車で利便性が向上する。
乗車時にタッチ決済対応の Visa カード(クレジット・デビット・プリペイド)または、スマートフォン等を、バス車内に設置されたキャッシュレス決済用リーダーにかざすと、運賃の支払が完了する。同取り組みにより、券売機できっぷを買ったり、IC カードにチャージしたりすることなく、移動から買物・宿泊といった一連の購買行動が、手持ちのタッチ決済機能付きカード1枚で実現するそうだ。
なお、各社の役割として、南国交通が鹿児島空港連絡バスの運行、乗客への案内、三井住友カードがキャッシュレス決済導入支援、stera プラットフォーム提供、小田原機器がキャッシュレス決済用システムの開発・提供、QUADRAC が交通事業者向け決済及び認証に関する SaaS プラットフォーム(Q-move)の提供、VisaがVisa のタッチ決済に関するソリューション提供・認知プロモーションとなる。