2023年5月9日7:10
和歌山県、紀陽銀行、紀陽カードディーシー、三菱UFJニコス、Mastercardは、カードプログラムの導入を視野に入れた支払い手段の最適化により、自治体の物品・役務調達、公共料金や出張等の支出プロセスの最適化・高度化の実現を目指し、共同で実証実験を進めることに合意したと発表した。
和歌山県庁との同実証実験は、2022年1月13日に和歌山県とMastercardが締結した連携協定に続く取り組みとなり、2023年5月8日に和歌山県知事室およびMastercard アジア太平洋地域支社(シンガポール)にて、和歌山県とMastercardの追加連携協定の締結調印および、同取り組みを支援する紀陽銀行、紀陽カードディーシー、三菱UFJニコスとのパートナーシップを記念した式典を開催した。和歌山県が行政DXを推進することにより、県全体としてのデジタル化推進の機運の高まりにつながることを期待している。
なお、今回の連携では、自治体調達プロセス現状調査を行うとともに、今後の決済モデルについて協議する。自治体調達プロセスでは、現行の予算管理、発注、稟議、支払いまでの承認・稟議プロセス、歳出時の決済手段、会計システム環境、サプライヤーのカード受付状況、カード決済が適している調達・経費項目等、現状調査の上、課題を確認する。
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