2023年6月11日7:00
ヤプリは、サッポロライオンが運営するサッポロライオン公式アプリ「club LIONアプリ」にて、「Yappli CRM(ヤプリ シーアールエム)」を導入し、顧客の購買・行動データに基づく顧客管理や、各種コミュニケーション施策の支援を開始した。
「Yappli CRM」は、顧客がスマートフォンアプリをダウンロードして始められるCRM(顧客管理システム)となる。アプリを利用する顧客のデータやポイントの管理、アプリでのCRM施策の実行までのすべてをYappliのプラットフォームだけでできるようになる。
サッポロライオンは、「club LIONアプリ」を通じて顧客とのコミュニケーション機会が増加。店舗利用以外のシチュエーションにおいてもアプリによって顧客と継続的に繋がることができる環境を築き、リピーターやファンの育成を促進しているそうだ。
「club LIONアプリ」では、ユーザー投票による「好きなビール対決」を実施。サッポロライオンの実店舗で提供している特定のビール群の中で一番好きなものを顧客に投票してもらい、その結果をアプリ上で発表。サッポロライオンからの発信に加え、顧客からのレスポンスを促すことで、双方向のコミュニケーションを実現させ、顧客のロイヤリティ向上につなげている。
また、“ガチャ要素”を持つクーポンコンテンツを提供。すべての顧客に等しく同じものを配布するだけでなく、「VIP賞」「S賞」「A賞」「B賞」などと、さまざまな種類のクーポンをあえてランダムで配布する施策もシーズンごとに実施。施策への参加者数向上やアプリの継続的な利用につながっているという。
さらに、サッポロライオンが持つPOSデータとYappli CRMを連携。顧客の「最終購入金額」や「最終購入店舗」といったPOSデータをCRM施策時のトリガーとして活用できるようになったため、より売上に結びつきやすい販売促進施策や、再来店を促すための継続的なコミュニケーションを幅広く設計することができるそうだ。
そのほか、「club LION Point」の提供と管理では、入会金・年会費無料で、全国のサッポロライオン各店舗(一部店舗除く)で使えるポイントシステムを提供している。100円(税抜)ごとに5ポイント加算され、1ポイント=1円相当の割引となる。入会するとアプリ上にデジタル会員カードが表示され、会員カードのバーコードを会計時に提示するだけでポイントが加算&利用することができるという。
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ペイメントナビ編集部
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