2023年6月16日7:50
インタセクト・コミュニケーションズは、中国の繊維・アパレル関連の業種に関わる経営層を対象に、創業300年を超える京都の織物企業・岡文織物を訪問するアテンドツアーを2023年5月29日に実施した。
同ツアーは、京都中央信用金庫が資金を出資し、2021年よりインタセクトが運営する中国向けの越境ECモール「京都優品跨境商城」をきっかけに実現した。コロナ禍で落ち込んでいたインバウンドが急速に回復する中、「京都優品跨境商城」を通じた中国からの団体客誘致第一弾となるそうだ。
「京都優品跨境商城」は、コロナ禍で訪日が難しい中でも京都の企業の商品を中国の人に購入してもらえるよう、京都中央信用金庫の取引先企業に対する支援事業の取り組みとして2021年より運営を開始した。
今回のアテンドツアーには、主に中国の繊維・アパレル関連の業種に関わる経営者を中心に、およそ30名が参加した。訪問先企業の岡文織物は、今年で創業333年を迎える京都の織物企業だ。中国ではQRコード決済が主流である状況も踏まえて、岡文織物には今回のツアー開催にあわせてWeChat Pay(ウィーチャットペイ)とAlipay(アリペイ)を導入している。モバイル決済できる環境を整えておくことによって、アテンドツアーの参加者がその場で気に入った商品を購入しやすくなるそうだ。
ツアー当日は、参加者にその場でショッピングをしてもらい、数十万円する高価格帯商品の販売にもつながった。
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ペイメントナビ編集部
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