2011年4月13日13:21
電子出版物配信ソリューションを提供するヤッパと決済代行事業者のソフトバンク・ペイメント・サービス(SBPS)は、2011年4月13日、ヤッパが提供する電子書籍ソリューション「Spin Media」とSBPSが提供する「オンライン決済ASP」とのシステム連携について合意し、電子書籍専用の決済システムの提供を開始すると発表した。
ヤッパ提供のSpin Mediaは、雑誌、新聞、マンガ、カタログなどの印刷物を独自の高速技術でデジタル化し、PCや携帯電話、iPhone、Android端末のスマートフォンおよびタブレット端末に紙面と同様のレイアウトで配信することができる電子書籍ソリューションである。一方、SBPSのオンライン決済ASPは、決済手段の提供だけでなく、決済にかかわる手続きや金融機関との契約、収納代金の入金管理までトータルでサポートしている。
今回の連携により、Spin Mediaを利用する電子書籍配信の事業者は、クレジットカード、携帯キャリア決済(ドコモ、au、ソフトバンクモバイル対応)、プリペイドカード、電子マネー(Cyber Edy、Mobile Edy、モバイルSuica)など、電子書籍配信に必要な決済手段をまとめて導入することができるため、コスト削減や業務の効率化が図れるという。また、SBPSの決済画面は、PCや携帯電話はもちろん、各種スマートフォンやタブレット端末にも対応している。SBPSでは、幅広い年齢層の利用が予測される電子書籍配信サービスに最適化した決済サービスを提供するという。