2011年4月14日6:00
他社のカードや商品と組み合わせ、新しいギフトを提案~日比谷花壇(2)
イオンのギフトカタログでは母の日に合わせチルド系商品とセットで販売
カードによりギフト商品の販路拡大を狙う
すでにイオンのギフトカタログでは、イオンで展開するチルド系の商品とHanaBanaCardをセットにした母の日のギフト商品を販売している。お中元やアニバーサリーギフトでは、イオンの母の日ギフトで展開しているような形を自社サイトでも行っていく方針だ。
「カードの券種を3,700円、5,700円に設定したのは、他社の商品とセットで販売する際に、1万円以下に抑えたかったからです」(福島氏)
また、うれしーどやWebでのギフトカード販売が軌道に乗れば、次のステップとしてノベルティやプレミアム用の販促用カードとしてBtoBの販売も予定している。さらに、1枚の台紙で2枚のカードを貼り付けて販売するコラボレーションカードの展開も検討していく。
「販促用のカードとして、カタログや雑誌に張り付けて、お客様に対し共同でキャンペーンを打つこともできます」(福島氏)
日比谷花壇では、あくまでもフラワーギフトにこだわるのではなく、ギフト商品全体を展開するという将来構想を抱いている。そのためのキラーコンテンツとしてHanaBanaCardのサービスを活用する方針だ。
「フラワーギフトの分野は、他社が得ることができない商品です。HanaBanaCardを起点に他社とコラボレーションすることにより、ギフト商品の販路を拡大させていきたいです」(福島氏)