2023年11月20日7:50
かっこは、同社が提供する不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」がこのほど、「第17回ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2023」において、社会業界特化系ASP・SaaS部門の先進技術賞を受賞したと発表した。
ASPIC はクラウドサービスの黎明期である 1999 年に、業界唯⼀の団体として創⽴以来 20 年以上に渡り、クラウドサービスを社会のインフラとして定着させ、⽇本の産業競争⼒を向上させる活動を⾏っている⼀般社団法⼈ ASP・SaaS・AI・IoT クラウド産業協会の略称となる。
「ASPIC IoT・AI・クラウドアワード」は総務省などの後援により毎年開催されており、今年で 17 回⽬となる。⽇本国内で優秀かつ社会に有益なクラウドサービスに対し、総務⼤⾂賞、各部⾨総合グランプリ、他各賞が授与されるという。
かっこは昨年、ネット通販におけるクレジットカード不正利用や悪質転売などを対策する不正注文検知サービス「O-PLUX(オープラックス)」で社会業界特化系ASP・SaaS部門の総合グランプリ賞を受賞しており、今回は「O-MOTION」にて2年連続での入賞になった。
今回、特許に裏付けされた独自の高い技術力、情報漏洩・不正アクセス・フィッシングなど昨今の社会課題解決への貢献が評価され、社会業界特化系ASP・SaaS部門の先進技術賞を受賞したそうだ。
なお、「O-MOTION」は、特許を取得した独自の端末特定技術とキータッチなどの操作情報の活用により、正しいID・パスワードによるアクセスであっても、そのアクセスが本当に本人によるものであるのか、不正者による不正アクセスなのかをリアルタイムに検知するクラウドサービスとなる。自動プログラム(Bot)による総当たり攻撃や他人のID・パスワードを使った不正者のなりすましを検知し、通販サイト、金融サービスサイト(インターネットバンキング・ネット証券)、会員サイト等において、不正アクセス/不正ログイン対策に利用されている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト