2023年5月10日11:10
かっこは、不正アクセス検知サービス「O-MOTION(オーモーション)」が、福岡銀行の提供する事業者向けのオンライン完結型融資サービス「フィンディ」に導入されたと発表した。
福岡銀行では、2020年9月に開始した事業者向けのオンライン完結型融資サービス「フィンディ」において、不正な申込への対策を検討していた。当初は同行独自で検知及びモニタリングを行っていたが、検知精度とモニタリング工数に課題感があり、これらの解決を目的に「O-MOTION」の導入を検討。意思決定にあたっては、まずトライアルにて精度面・機能面を事前に検証し、要件を満たしていることを確認後に導入した。
「O-MOTION」の評価ポイントとして、独自のデバイス特定技術により、どの端末からのアクセスかまで把握することができ、不正を高精度に検知可能だという。また、不正の疑いがある場合、「O-MOTION」から加盟店に通知がくる「アラートメール通知機能」が標準装備されており、特別なシステム開発をすることなく不正の自動モニタリング体制が構築可能だ。さらに、「O-MOTION」は導入前に精度検証できるトライアルを提供しており、精度面・機能面を検証した後に導入の意思決定をすることが可能だ。加えて、不正アクセス検知はサービスによっては数百万、数千万円単位のコストが発生するケースもあるというが、「O-MOTION」では審査件数に応じた導入しやすい価格帯だったという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト