2023年11月21日8:10
デジタルガレージ(DG)と佐川急便を中核とするSGホールディングス傘下のSGシステムは、B2B決済サービス「請求書カード払い」の提供を開始したと発表した。
「請求書カード払い」は、銀行振込の請求書をカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できる決済サービスとなる。物流業界では、荷物の発送や受け取りについて、料金の現金払いや代引き(代金引換)、請求書払いなどが中心だ。「請求書カード払い」を活用することで、これまで煩雑になっていた集金や債権回収をキャッシュレス化することが可能となる。
なお、SGシステムは、1日最大600万個にも達する佐川急便の貨物の処理を支えているシステムなどの物流ITインフラを提供する、SGホールディングスのIT中核企業となる。同社が提供する出荷システムの利用社数は、全国で12万社を超える。
DGとSGシステムは、以前よりDGの子会社で決済事業を手がけるDGフィナンシャルテクノロジーが提供する、決済システムを活用し、両社の強みを活かした事業連携を行ってきた。さらに、DGとSGシステムは連携を強化し、物流業界をはじめとする産業領域のDX化やキャッシュレス化を推進していくパートナーとして、同サービスを提供開始した。
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ペイメントナビ編集部
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