2023年12月19日11:55
デジタルガレージ(DG)は、大塚商会と、B2B決済サービス「DGFT請求書カード払い for 大塚商会」の提供を開始したと発表した。
「DGFT請求書カード払い for 大塚商会」は、2022年より同社が展開しているサービス「DGFT請求書カード払い」を基盤とした、建設業界向けB2B決済サービスとなる。
同サービスは、銀行振込の請求書をクレジットカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B決済サービスだ。主に、需要の季節性に伴う資金繰り課題を解消する目的で利用されるほか、支払いをクレジットカードに集約させることで買掛管理の業務を効率化する目的で利用されている。
建設業界では、従来より、重層的な下請け構造や手形などの商習慣に起因する資金繰りの課題が存在し、さらに昨今では、円安などによる資材高騰による収益圧迫も進みつつある。また、人手不足の常態化などを背景に、より一層の経営効率化が求められているそうだ。
大塚商会は、建設業界の顧客向けに対して、基幹業務システムの「SMILE」を中核として、設計業務支援やDX基盤、データ活用のソリューションなどをワンストップで提供している。同取り組みにおいて、大塚商会の取引顧客である建設関連事業者に対して同サービスを展開する。
なお、「DGFT 請求書カード払い for 大塚商会」は、銀行振込の支払いを、JCB/Visa/Mastercard/ダイナースクラブのカード(JCBブランドで発行されたプリペイドカードを除く)での支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を最大60日程度繰延するサービスだ。取引先がカード決済に対応していない場合でも利用できます。季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートしている。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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