2011年4月21日9:00
広告媒体としてのFacebookは有効だが、Eコマース媒体としてはパワー不足、というレポートを調査会社のForrester Researchが発表した。
FacebookよりE-mailのほうが顧客獲得率が高いという。Facebookの平均クリックスルー率は1%だが、E-mailは11%と圧倒的な差をつけている。コンバージョン率もFacebookは2%だが、E-mailは4%だ。
もちろんFacebookで売上を2桁以上伸ばしているショップもあるが、特別な顧客属性をもったショップかフラッシュマーケティングなどの特殊販売モデルを有しているショップが多いという。
Forrester Researchの予測は現在のFacebookコマースについて語っているようだ。
まだFacebookショッピングは胎動期。ショッピング体験をシェアするというスタイルは、消費者の基本的ニーズに合致している。体験のシェアはソーシャルネットワーク固有の特徴だ。
Forrester Researchとは逆に、NCBではFacebookコマースは確実に飛翔すると予測する。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。