マイナンバーカードを利用した公的個人認証サービス導入(三井住友銀行/三井住友カード)

2024年2月7日18:47

三井住友フィナンシャルグループ(SMBC グループ)傘下の三井住友銀行と三井住友カードは、マイナンバーカードの公的個人認証サービスを利用した本人確認を導入したと発表した。まずは三井住友銀行アプリと三井住友銀行のホームページにおける「Olive」口座開設時の本人確認に導入し、順次利用範囲を拡大する予定だという。

公的個人認証を利用する操作フロー(画面はiOS)(三井住友銀行/三井住友カード)

公的個人認証サービスは、マイナンバーカードのICチップに搭載された電子証明書を利用し、本人確認書類の偽造や他人によるなりすまし、データの改ざんといった不正を防止することで、安全かつ確実な本人確認を実現するサービスとなる。同機能の導入により、本人確認のための顔写真の撮影が不要となることに加え、氏名や住所等、一部の申込内容の入力が不要となり、手続をよりスムーズに実施できるそうだ。

今回、同機能の導入においてはポラリファイの「Polarify 公的個人認証サービス(JPKI)」を採用しており、今後SMBC グループ各社における本人確認業務への導入拡大も検討していく。「Polarify 公的個人認証サービス(JPKI)」はNTTデータの「マイナPocket」と「BizPICO」から成るサービスだ。

なお、2023年3月からスタートした「Olive」は、銀行口座、カード決済、ファイナンス、オンライン証券、オンライン保険などの機能を、アプリ上でシームレスに組み合わせた新しい金融サービスとなる。三井住友銀行アプリ、三井住友カードのVpassアプリの双方から各種サービスへのアクセスが可能となり、日常的な決済や資産形成・運用等の各種サービスの残高や明細をまとめて管理することができる。また、1枚のカードでキャッシュカードとクレジットカード、デビットカード、ポイント払いの機能をアプリで切り替えできる「フレキシブルペイ」を搭載。Oliveアカウント数は、2023年12月末時点で170万件に達している。

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ペイメントナビ編集部

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