2024年7月25日17:10
大都（大阪府大阪市）は、工具や塗料など36万点を即日出荷する事業者向け通販サイト「トラノテ」の決済手段として、ラクーンフィナンシャルが提供する企業間決済「Paid（ペイド）」を導入した。
「Paid」は、企業間取引における後払い決済で発生する与信管理や請求書の発行、代金回収などの請求業務を代行するサービスだ。
大都は、DIY専門オンラインショップ「DIY FACTORY」を運営しており、電動工具や塗料、資材やガーデニング用品まで約390万点以上の商品を取り扱っている。事業者向けの通販サイトとして展開している「トラノテ」では、ビジネスの現場で定期的に必要とされる養生テープ、ウエス、シリコンシーラント、軍手、ラッカースプレーなどの消耗品を強化し、約390万点を超える商材と約36万点の当日出荷可能体制で、事業者のコスト削減や時間短縮を支援しているそうだ。このほど「トラノテ」の利用代金の決済手段として「Paid」を導入した。
2023年2月にスタートした事業者向け通販サイト「トラノテ」は法人や個人事業主などの会員登録数が急増しており、2024年6月で3万アカウントを突破した。法人などの事業者は掛け払い(請求書払い)ニーズが高いため、「Paid」掛け払い決済を導入したという。
基本的に「Paid」の与信審査は、初回のみ取引先企業に対して行われ、利用限度額が設定される。その後は注文ごとの審査は不要で、かつ取引実績によって利用限度額が増えるため、ECサイトでのリピート購入などの継続取引に適しているという。
「会員登録API」は、購入側が事前の会員審査をせずにPaidでの注文が可能となるAPIとなる。「会員登録API」を活用することで初回から即時注文が可能となり、すぐに取引を開始することができるという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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