2024年8月8日13:25
りそなグループのりそなホールディングス、埼玉りそな銀行は、デジタルガレージと連携し、飲食店事業者向けに非財務情報のみで審査が完結する融資サービスの実証実験を2024年8月7日から~2025年4月末まで実施する。先着100先限定で、融資金額は100万円、借入期間3か月となる。
さまざまな業界の決済に携わるデジタルガレージが開発した飲食店の与信リスクを評価するAIモデルと、りそなグループの中小企業への金融ノウハウを融合させて融資審査を行う。与信リスクを評価するAIモデルは、立地や営業時間、事業環境の変化などを国や自治体の公開データ、インターネット上の公開情報を継続的に収集し分析する。財務情報には表れない飲食店の実態を把握することで、融資審査を完結するそうだ。
東京23区またはさいたま市で飲食店を1店舗のみ経営する法人を対象とし、申込に伴う飲食店事業者からの決算書や事業計画の提出は不要だ。審査はオンラインで完結し、最短即日で結果を提示。最短5営業日で入金することで、経営者の資金繰りを支援する。入金と返済は振込で行い、りそなグループの口座がなくても利用可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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