インバウンド利用者向けVisit Osaka Rapi:t Ticketが60万枚を突破(南海電鉄)

2024年9月4日18:10

南海電気鉄道(南海電鉄)は、インバウンド観光客の利便性向上を目指し、特急ラピートに乗車できる「QRコードを利用した特急券付きデジタル乗車券」である「Visit Osaka Rapi:t Ticket」(以下、VORT(ブイオーアールティー))を、2023年11月16日から南海電鉄公式サイトに加え、海外OTAでも発売している。この販路拡大により、2024年8月10日には累計売り上げ数が60万枚を突破した。

左から難波駅チケットカウンターでバウチャーを引き換える人(2023年10月)、窓口に並ぶ必要がなくなり、混雑が解消した難波駅チケットカウンター(2024年6月)(南海電鉄)

これまで、インバウンドの利用者が特急ラピートの乗車時、主に①出国前に旅行代理店の窓口またはウェブサイトにてバウチャー券を購入し、②入国後、同社駅窓口にて乗車券付き特急券に引き換える必要があった。そのため、難波駅の「チケットカウンター」や関西空港駅の「南海チケットオフィス」では、引き換え時に待ち時間が発生し、利用者が同社線をスムーズに利用できない状況が生じていたという。

しかし、VORTは、利用者自身で海外OTAサイトにアクセスし、VORTを購入後、乗車する特急ラピートの発車時刻・座席を指定してもらうことにより、乗車券引換のために窓口に並ぶことが不要になった。また、利用者はスマホに表示された QR 乗車券を専用改札機にかざせば改札を通過できるので、同社線をスムーズに利用できるようになったほか、同社でも、利用者一人ひとりに対し、より丁寧な接客が可能になったそうだ。

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ペイメントナビ編集部

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