2024年11月6日7:50
みずほ銀行は、北洋銀行と協働し、2024年12月より開始される北海道弟子屈町における電子地域通貨実証実験を支援すると発表した。
同プロジェクトは、みずほ銀行が提供するスマホコード決済サービスである「J-Coin Pay」を活用し、弟子屈町の決済/送金分野における DX 支援と地域での資金循環を促すことにより地域活性化を目指すという。
弟子屈町では、従来、町内経済の活性化を目的として紙媒体での商品券および現金での給付金を配布していたが、紙媒体や現金の取り扱いによる業務負担、給付原資の域外流出が課題となっていた。
これらの課題解決に向けて、電子地域通貨導入の検討を開始した。そこで 10 以上の自治体へ電子地域通貨の導入支援を行ってきたみずほ銀行と、弟子屈町内の加盟店開拓に努めてきた北洋銀行が協働し、「てしかがコイン」を活用した電子地域通貨の実証実験を支援することとなった。
「てしかがコイン」は、弟子屈町内の対象加盟店舗で利用できる電子マネーで、「JCoin Pay」の J-Coin ボーナス機能を活用して発行する。「J-Coin Pay」を弟子屈町内の対象加盟店舗での決済に使用すると、同コインの還元を受けることができるという。
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ペイメントナビ編集部
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