2011年6月21日9:00
中国ユニオンペイはオンラインとモバイル決済ビジネスを立ちあげた。銀聯カードをもっている顧客はインターネットやモバイルで、旅券や国内外の商品を購入できる。
モバイルのプラットフォームは、AppleのiOS、Android、Windows Phoneに対応。利用者はスマートフォン画面にログインし、カード番号を入力すると購入できる。
すでにユニオンペイは中国の銀行157行とオンライン&モバイル決済の契約を締結済み。今後60行強とも提携する予定だ。
シンガポールに本社をおく旅行代理店Sisticは、ユニオンペイとWirecard Bank AUと業務提携し、中国人顧客に対しユニオンペイのオンライン決済サービスを提供すると発表している。
銀聯のモバイル戦略の主軸はスマートフォンである。そして、スマートフォンを活用したバーチャル決済が急成長すると予測している。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。