2024年12月13日8:54
東京都交通局、京浜急行電鉄(京急電鉄)、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、ジェーシービー(JCB)、日本信号、オムロン ソーシアルソリューションズ、東芝インフラシステムズ、QUADRACは、2024年12月21日から、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera(ステラ) transit(トランジット)」を活用したタッチ決済対応のカード(クレジット・デビット・プリペイド)や、 同カードが設定されたスマートフォンなどによる乗車サービスに関する実証実験を開始する。同実証実験では2024年5月に発表したとおり、都営地下鉄と京急電鉄が連携し、クレジットカードやデビットカード等のタッチ決済による事業者間の相互利用が可能となる。
利用可能駅は、都営地下鉄浅草線、三田線、大江戸線の26駅、京急線の10駅で、利用者自身の手持ちのタッチ決済対応のカードや同カードが設定されたスマートフォンなどを自動改札機等にタッチすることで乗車できる。
京急電鉄では、同サービスを京急グループ第20次総合経営計画における重点事業展開「日本の玄関口・羽田空港のポテンシャル最大化・活用」を具体化する施策と位置づけ、10月より開始した「クレジットカードによる乗車券の発売」に加えて、インバウンド利用者へのさらなる受け入れ体制強化と利便性向上につなげるための施策として実施する。また、品川・羽田・横浜の3エリアを結ぶ「成長トライアングルゾーン」を中心に、沿線の発展・活性化を推進し、2025年中に京急線全駅で改札機へのタッチ決済による乗車が可能となるよう準備を進めるそうだ。
また、東京都交通局においても、東京都を訪れる外国人旅行客が年間2,000万人に迫る勢いで増え続ける中、キャッシュレス化の促進や誰もが利用しやすい都営地下鉄の実現に向け、全駅でのタッチ決済導入に向けた準備を進める。
このコンテンツは会員限定となっております。すでにユーザー登録をされている方はログインをしてください。
会員登録(無料)をご希望の方は無料会員登録ページからご登録をお願いします。