「クレジットカード・セキュリティガイドライン【6.0版】」、「脆弱性対策」実施や適切な不正ログイン対策の実施など

2025年3月5日13:45

クレジット取引セキュリティ対策協議会は、2025年3月4日に第12回本会議を開催し、「クレジットカード・セキュリティガイドライン【6.0版】」を取りまとめた。

「クレジットカード・セキュリティガイドライン【6.0版】」(クレジット取引セキュリティ対策協議会
事務局 一般社団法人日本クレジット協会)

同協議会では、日本のキャッシュレス社会において、安全・安心なクレジットカード利用環境を実現するよう、引き続きクレジットカード取引に関係する幅広い事業者と連携しつつ、セキュリティ対策の強化に向けた取り組みを推進するという。

クレジットカード情報の盗用による非対面取引におけるクレジットカード利用時の不正利用の被害が依然として高い水準で推移している。その原因としては、EC加盟店のWebサイトの脆弱性をついた不正アクセス、大量かつ連続する不正アタックによるクレジットカード番号の有効性確認、フィッシング等により窃取されたクレジットカード情報やECサイト利用者のログインID・パスワード等が、EC加盟店で悪用されていることが考えられる。

これらの状況を鑑み、クレジットカード情報の窃取及び不正利用を防止するための新たな対策を盛り込んだ、ガイドライン【6.0版】を取りまとめた。

主な改定ポイントは?

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