2025年4月25日8:10
ネットスターズは、「リテールテックJAPAN2025」において、業界トップレベルの国内外30種類以上に対応するQRコード決済をはじめマルチ決済を導入可能な「StarPay」、セルフオーダーシステム「StarPay-Order」などを紹介した。同社では、店舗などの運営の効率化・省人化につながるソリューションを「StarPay-Order」などで提供しており、今後はオンラインとオフラインを融合させたマーケティング手法であるOMO(Online Merges with Offline)の世界を広げていくという。
セルフオーダーで省人化やレジ業務を軽減
柔軟なシステム導入・運用が可能に
ネットスターズの「リテールテックJAPAN2025」のブースでは、セルフオーダーシステム「StarPay-Order」の紹介に加え、BtoB決済プラットフォーム「StarPay-Biz」、業界最小級サイズで遠隔管理が可能な業務用清掃ロボット「StarPay-Robot」、外国人観光客の集客・購買促進施策を提供する「AIエージェント」などのインバウンドプロモーションを展示・紹介した。
「StarPay-Order」の「キオスクオーダー」端末は、小型で価格面でも優位性があり、店舗にも設置しやすいため、認知が進んでいるという。タッチパネル端末で注文・決済する「キオスクオーダー」ではQRコード決済が可能だ。また、クレジットカード決済端末との連携も進めており、SUNMI製以外の決済端末との連動も増やしていきたいという。店舗のDX化とキャッシュレス決済を組み合わせたソリューションを提供することで、省人化やレジ業務を軽減する事例も増えている。
例えば、富士河口湖町リゾートホテルや星野リゾート 1955東京ベイの売店では、「キオスクオーダー」を導入。利用者自身で購入商品のバーコードを読み取るか、タッチパネル式のキオスク端末の画面に表示された商品を選択し、決済が可能だ。これにより、無人での24時間営業を実現し、夜間の買い物ニーズに応えている。
また、東京理科大学では、「キオスクオーダー」と、来店客自身のスマホで注文・決済する「モバイルオーダー」の双方を導入した。食道内にQRコードを張り付けることで列に並ばずに決済が可能だ。ネットスターズ 事業統括本部OMO推進部シニアマネージャー 宮城耕平氏は「学生食堂はモバイルオーダーが60%くらいになっており、学生の皆様が自分のスマートフォンで決済できます」と話す。テーブルなどから注文できる仕組みは居酒屋や飲食店などでも徐々に広がっているが、現状、国内ではデバイスありきの方が多い。今後は中国などのように、テーブルオーダーも増えてくるとみて、同社では市場のニーズに合わせて展開していきたいとした。
また、「StarPay-Order」は、既存システムとの連携、業態、オペレーション内容に応じた柔軟なシステム導入・運用が可能だという。宮城氏は「大手の基幹システムと連携することも多く、その柔軟性が喜ばれています。決済が絡むとアプリケーションは複雑になりますので、弊社にお任せいただいています」と話す。
決済+ソリューションで差別化
OMOの世界を広げる
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