2011年7月21日9:00
カリフォルニア州では、失業保険の支払い手段を小切手からプリペイドカードに順次切替えることになった。
7月8日にスタートしたプリペイドカードの配布によって、カリフォルニア州は大幅にコストを削減できる。カード名称はEDD Debit Card。
すでに身体障害保険のEDD Debit Cardへの給付は今年はじめから実施され、40万人が利用している。これを失業保険にも拡大したのである。
カリフォルニア州によると、スタート時には前年より約4億円を削減できるという。来年の春までにはすべてをカードに切替える予定だが、そうするとさらに大幅な節約が期待できる。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。