2011年8月12日9:00
47%のデビットカード利用者は、リウォーズがついているにもかかわらず、たまったポイントを使っていないことがわかった。
米Mintel Comperemediaの調査によると、リウォーズをまったく使わないグループと、利用するグループの2つに分類できる。さらにリウォーズを利用する人たちを細分化すると3つのグループに分けられるようだ。
毎月1回ポイントを利用する人たち(Heavy Redeemers)は36%。数カ月に1回ポイントを使う人たち(Medium Redeemers)は30%。1年に1回ポイントを消化する人たち(Light Redeemers)は34%だった。
ライトリディーマーのうち55%は、カード発行会社がリウォーズプログラムを中止しても、同じようにカードを使いつづけると回答している。
ヘビーリディーマーのうち36%は月4ドルを払ってもリウォーズポイントがほしいと回答。1ドルなら61%に増える。
デビットカードの手数料規制でカード発行会社の収益が悪化するなか、リウォーズコストの削減が喫緊の課題となっている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。