2011年9月18日9:00
中国の独立系決済サービス提供会社(PSP)、快銭99Billは、新決済プラットフォームとモバイル決済戦略について公表した。
新決済プラットフォームは「99Bill+」で、オープンプラットフォーム。Eコマース加盟店と消費者をシームレスにつなぐことができる。
99Billの強みは、300強のアクセスポイントをもつ金融機関や銀行80社とつながっていること。加盟店は110万件。保険、旅行、オンラインショップ、衣料、教育など20業種をカバーしていることである。
3G携帯の普及によって、Eコマースはモバイルへ移行する。このトレンドを捉え、99Billはモバイルへの展開ができるよう、金融機関や加盟店、消費者をシームレスにつなぐプラットフォームを開発した。
そんななか、快銭99Billが米Squareと同様のカード端末を発表。クイックスワイプという意味の名前をつけた。
快銭99Billの登録顧客数は7月末現在、1億人を超えている。とにかく中国の顧客規模はどでかい。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。