2011年9月26日8:50
福島県とイオンは、包括連携協定の締結に合意したと発表した。イオンは、2008年12月に福島県と防災協定を締結。これまでも福島県の「未来の暮らし」に向けて歩みだす一助となるべく、全力で復旧・復興への支援を続けてきた。今回、福島県とイオンは、電子マネー「WAON」の活用や災害対策、県産品の販路拡大・地産地消、観光振興など11項目について両者で協力し、さまざまな取り組みを進めていく。
第一弾として「ふくしま湖美来(みずみらい)WAON」を10月1日から発行する。同カードが全国12万箇所のWAON加盟店で利用された場合、その金額の一部をイオンから寄付することで、福島県のシンボルである猪苗代湖・裏磐梯湖沼の水環境の保全活動に役立ててもらうという。
カードの販売は、福島県内の総合スーパーのイオン、ザ・ビッグ、イオンスーパーセンター、ミニストップなど約50店舗でスタートし、10月6日から、全国のイオン約350店舗にエリアを拡大する。カードは1枚300円となっており、販売目標は初年度5万枚。