2011年10月27日15:35
みずほ銀行、クレディセゾン、ユーシーカード(UCカード)と、中国銀聯股份有限公司(China UnionPay Co.,Ltd:中国銀聯)は、共同で事業を推進することを狙いとした広範囲にわたる業務提携を行うことに合意した。
中国人日本旅行者や日本人中国旅行者、中国進出企業が今後さらに増えることが予想される中、これらの渡航者の利便性向上に向けた金融商品・サービスなどの提供は従来以上に重要なものとなっている。こうした環境を踏まえ、みずほ銀行、クレディセゾン、UCカード、中国銀聯は、みずほ銀行、クレディセゾン、UCカードの持つ顧客基盤・ネットワークと、中国銀聯の持つ世界117以上の国や地域に広がる決済ネットワーク・国際ブランド競争力を連携させることにより、中国人の日本渡航者、日本人中国渡航者(含む中国進出日系企業)などに対し、高付加価値な商品やサービスを提供していくという。
今回の基本合意に先立ち、銀聯カード保有者の利便性向上に向け、クレディセゾンとUCカードは、2011年10月から、日本国内における銀聯カード加盟店開拓を開始しているが、今後は、日本全国のみずほ銀行の現金自動預払機(ATM)での現金引き出し・残高照会サービスを2012年中に開始する予定だ。また、2012年中の銀聯ブランドのカード発行について検討する。さらに、インターネット上での銀聯カード決済の取り扱いについても検討をスタートしている。