2026年10月14日9:20(JST)
【日本】TOUCH TO GO(TTG)、日比谷花壇、JR東日本商事(いずれも日本・東京)は、2026年10月13日~10月18日までの間、JR品川駅構内のイベントスペースにて、無人決済ポップアップストアをオープンしている。
最小の面積で最大の売り上げへ “手に取って選ぶ”買い物体験提供
無人決済ポップアップストアは、JR品川駅構内 臨時ホーム階段脇イベントスペースに各日7時~20時までオープン(初日のみ12時)している。
今回の取り組みは、人手不足や店舗運営負荷の解消を“手に取って選ぶ”買い物体験で実現できるかを目指した実証実験だという。TTGの無人決済システムは280店舗で採用実績があるが、無人店舗では展開が難しいとされる生花や、手に取って選びたい鉄道グッズの販売を通じ、新たな無人店舗の可能性を検証している。
TTG 代表取締役社長 阿久津智紀氏は「今回の狙いは最小の面積で最大の売り上げをあげることです」と話す。エキナカの遊休スペースを活用し、花などのギフトを手に取って購入してもらうことで、無人決済システムが新たな商業空間の創出に果たす可能性を検証する。今回は無人のため、対面でのきめ細かい接客はできない。POPやデジタルサイネージ、AI販促デバイス「TTG-HELLO」などを活用することで、利用者にどう訴求できるのかを検証する。
日比谷花壇は生花販売の新たな可能性探る JR東日本商事は無人店舗の販売商品の傾向分析へ
日比谷花壇では無人販売において、コロナ禍において自動販売機を新宿駅に設置したことがあった。今回は未来の店舗の可能性を探るため、無人店舗を開設。これから冬にかけて花の需要期になるため、今回の結果を基に新たな出店形態を模索していく方針だ。

日比谷花壇 リテール第二事業営業部 土屋智史氏は「今回は、有人店舗と同様の商品を並べていますが、今後、無人店舗用の商品を開発したらいいのかなども含め、結果を検証していきたいです」と話す。また、新たな店舗形態により、若い世代の利用が広がることも期待している。

JR東日本商事では東京駅などに直営店舗の鉄道グッズ専門店「TRAINIART(トレニアート)」を設けており、対面での販売を行っていた。JR東日本商事 コンシューマ商品本部 鉄道コンテンツユニット 卸・商品開発チーム・トレインシミュレータチーム 副課長 一蝶雅政氏は「無人店舗により、利用者がどういった商品を手に取り、購入するかという傾向を分析するのが目的です」と話す。無人店舗では、Suicaのペンギンのキーホルダーやぬいぐるみ、路線図アートA4クリアファイルなどの鉄道グッズを販売している。

「TTG-SENSE」は天井カメラと棚のセンサーで利用者が手に取った商品をリアルタイムに認識可能だ。これにより、レジでのバーコードスキャンを行う必要がない。また、また、約40m2の省スペースで有人店舗同様の購買体験を実現している。今回も設置は前日に行ったように、短期間で設置できるのも強みだという。
売上目標や可能性は? TTGは海外展開も視野に
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