2011年11月17日16:45
テンプル大学ジャパンキャンパス(テンプルジャパン)は、ユーシーカード(UCカード)と授業料のクレジットカード決済について契約を締結し、2012年春学期分より、学部・大学院の授業料その他費用のクレジットカード決済サービスを開始すると発表した。支払方法の選択肢を増やすことで、学生・保護者にとっての利便性を高めることを目的としている。
米国の大学では、授業料などのクレジットカード支払いは一般的だが、テンプルジャパンでの支払方法は日本の多くの大学と同じく、銀行振込に限られていた。しかし、学部課程の6割を占める外国人学生については、母国の保護者が学費の支払い者である場合も多く、国際送金よりも便利なクレジットカード払いを望む声が寄せられていたという。また、3学期制および単位制を採用するテンプルジャパンでは、授業料はその学期の履修単位数によって異なるため、学期ごとに請求書が発行され、学生には支払い義務が生じる。毎回の振込み作業および手数料の軽減のためにも、クレジットカード利用という選択肢が要望として挙がっていた。
そこでテンプルジャパンはUCカードと提携し、システム上の準備を進めてきた。同サービスの開始により、学部課程・大学院課程の授業料その他の費用を、UCカードをはじめとするVisa・MasterCardの国際ブランドが付いたすべてのクレジットカードで支払うことが可能になり、学生やその保護者にとっての利便性が格段に高まるとテンプルジャパンでは期待している。