2011年11月21日15:30
北海道のニセコ町商工会と、カード会社のジェーシービー(JCB)は、銀聯カード取り扱い店舗の拡大に向け、協同推進することに合意した。両者では、2011年11月21日から、ニセコ町における商工会加盟事業者に対して銀聯カード決済取り扱いを推進し、加えてクレジットカード決済端末50台を用意するなど取り扱い環境の整備を行う。
ニセコ町は、スキー場など豊富な観光資源を有し、オーストラリア・マレーシア・韓国など訪日外国人旅行客の誘致に積極的に取り組んできた。今回、商工会では、町内での銀聯カードが使える環境を整備し、訪日中国人旅行客の利便性の向上を広くPRすることで、訪日中国人旅行客のさらなる誘致につながると期待している。加えて、JCBとの協業により、「JCB」「AmericanExpress」「Diners」「DISCOVER」など、各種クレジットカードブランドの取り扱いも可能とすることで、中国人旅行客以外の利用者の利便性向上を図る。
JCBは、今回の商工会との共同推進により、国内外から多くの旅行客が集まるニセコ町における「JCB」の加盟店ネットワークをさらに充実させるだけでなく、他の国際ブランドの加盟店業務をワンストップで対応することにより、観光客のクレジットカード決済促進による地域活性化を実現できると期待している。