2011年12月14日16:30
グリーと、オンライン決済サービス「PayPal」を提供するペイパルは、グリーのグローバルなモバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォームの展開をペイパルの全世界190カ国・1億人を超えるアクティブユーザー基盤を活用するため、戦略的提携に合意したと発表した。
PayPalは世界で1.5億人規模のユーザー数を誇るソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「GREE」の決済方法として今後利用可能になる予定だ。利用者は、AndroidOSを搭載するスマートフォン向けに提供されている7,500本以上のゲームやアイテムを購入する際に利用することができる仮想通貨「コイン」をPayPalで購入できるようになる。
今回の戦略的業務提携における最初の取り組みとして、2011年12月14日から、日本のスマートフォン向けのGREEでPayPalの利用が可能になる。今後は順次、北米および世界各国向けに展開するグリーの「GREE Platform」にもPayPalを導入する予定だ。
現在、グリーでは10億ユーザーが使うプラットフォームの確立を目指してグローバル化を進めている。同社では、世界中で1億を超えるユーザーが決済手段として利用するペイパルとの提携により、さらなるグローバル化の加速を期待している。
両者では、今回の提携を記念して、2012年1月11日~2月10日まで、日本での共同プロモーションを実施する。期間中、PayPalを利用してGREEのコインを購入した人の中から抽選で、1万コインを200人に、総額200万コインをプレゼントする予定だ。