2012年1月6日12:00
学校法人関西外国語大学は、2012年1月6日から、三井住友カードと契約を締結し、フューチャーコマースが提供するSaaS型払込システム「F-REGI 払込支払い」(F-REGI)を導入し、運用を開始すると発表した。
F-REGIは、関西外大が受け入れている外国人留学生の費用を、インターネット上でVisa・MasterCardなどを搭載したクレジットカードにより決済するものであるが、単に決済ができるだけではなく、費用請求・入金確認・会計処理などの基本事務処理機能を備えた、決済機能付のクラウド版業務アプリケーションとなる。
関西外大は、留学生別科 “Asian Studies Program” を展開し、毎年700人規模の外国人留学生を受け入れている。この学生たちの授業料・住居費・保証金・保険料等の留学費用は、これまで電信送金・小切手郵送・外貨窓口払いなどの方法で支払われ、これを円通貨に転換して収入計上するためには多大な労力と高額な外国為替手数料が必要だった。
そのため、業務効率化と外国為替手数料の軽減という課題に対する解決策としてF-REGIを導入したが、真の狙いは学生サービスの向上にある。F-REGIは、世界各国のPCでいつでも留学費用をクレジット決済できるシステムである。外国人留学生と海外在住の保護者は、F-REGIの利用により、銀行や郵便局への往復、面倒な書類作成、多額の現金所持から解放されることになるという。