2012年1月24日10:00
エスアイアイ・データサービス(SIIデータ)は、2012年1月13日、「CREPiCO(クレピコ)」のサービス名称で提供しているクレジット・電子マネーなどの決済サービス事業において、凸版印刷が提供する「ギフトカードASPサービス」の取り扱いを開始したと発表した。
ギフトカードとは、プラスチックカード型の商品券で、贈答用としての利用はもちろん、追加入金も可能なため、繰り返し使えるハウスプリペイドカードとしても使用可能だ。凸版印刷は2005年から、ギフトカードASPサービスの取り扱いを開始し、現在60社を超える導入実績がある。一方SIIデータは、1998年に国内初の無線を用いたクレジットカード決済サービスのCREPiCOを開始以来、「iD」「Edy」「WAON」など電子マネーも含めた決済サービスの提供を総合的に進め、外食チェーン・タクシーなどに多くの導入実績を持っている。SIIデータはCREPiCO決済サービス事業において、凸版印刷が提供するギフトカードASPサービスの取り扱いを開始することにより、従来から行っているクレジット・電子マネー決済、携帯プロモーションサービスと合わせ、外食・小売業でニーズが高まっている決済・販促サービスを一括して提供する。
店舗のPOSで必要となるソフト(ミドルウェア)は、CREPiCOを利用することで新規開発の必要がなくなり、利用者は開発費を削減できる。また、サービスに必要な通信ネットワークも磁気クレジット、電子マネーなど他のサービスと併用できるため、通信コストも削減できるという。
同サービスはすでに、2011年11月から、外食企業にて利用がスタート。今後、SIIデータは凸版印刷のギフトカードASPサービスを活用して、サービスの拡張、ユーザー開拓などを進めていく。