2012年2月14日18:09
日本カードビジネス研究会は、2012年2月14日、東京都千代田区のホテルルポール麹町で「2月度NCB公開セミナー」を開催した。今回は「資金移動サービスの動向と決済サービスの現状」と題し、野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 上級コンサルタント 田中大輔氏が講演した。
2010年4月に「資金決済に関する法律」が制定されてから、もうすぐ2年が経過する。田中氏はまず、資金決済法がカバーするサービスの範囲や送金サービスの基本ビジネスモデル、登録事業者の分類、国内や国外への送金サービスの現状について説明した。
また、「O2O」と「スマフォ×クラウド」が直近のキーワードとなっている決済サービス市場の現況やブランドデビット・プリペイド、NFC、スマートフォン・タブレットの活用など、今後国内でも普及が期待される決済手段の最新状況についても解説した。
日本カードビジネス研究会では「定例」「公開」セミナーを定期的に開催している。今後のセミナーの予定は同研究会のWebページに掲載されている(http://www.ncbi.jp/ncbhp/)。