日本マクドナルドの協力のもとITSを利用したドライブスルーでのキャッシュレス実証実験(HIDO)

2012年2月23日0:05

財団法人道路新産業開発機構(HIDO)は、日本マクドナルドの協力のもと、民間企業27 社と共同によるITS(高度道路交通システム)スポットを利用したドライブスルー実証実験を実施すると発表した。

実験の流れ(出典:財団法人道路新産業開発機構のプレスリリース)

今回のドライブスルー実証実験は、マクドナルド「つくば研究学園店」において実施。同店舗にITS スポット等の実験設備を導入し、2012年3月5日~3月16日の期間(うち平日の10日間)、テスト車両を使ったドライブスルー利用時の検証を実施する。具体的には、「注文」(店舗外での事前注文登録、店舗内での注文確認・確定)、「クレジットカードによるキャッシュレス決済」、「新しいPR」(動画・音声配信、クーポン配信等)についてシステム検証を行う。

同実験は、世界初、カーナビゲーションによるメニュー注文などのドライブスルー実証を体験できるという。また、普段利用するクレジットカードを車載器に挿入することにより、ハンズフリーでキャッシュレス決済サービスが可能だ。さらに、路車間無線通信技術により、広告、注文、決済などドライブスルー業務の効率化を実現できる。

ドライブスルーシステムのイメージは、まず店舗外にて、カーナビゲーションを利用して注文を事前登録する。次いで、店舗内の入口進入時にお勧めメニューなどの広告を配信し、オーダー注文口にて、事前登録した注文を確認する。最後に、決済ブースにてクレジットカードによるキャッシュレス決済を行う流れとなる。

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