2012年3月5日9:00
スマートフォンより画面が大きく使いやすいタブレット。これを利用してバンキングサービスを提供するところが増えている。シティバンク(Citi Bank)しかり、もうひとつのシティバンク(City Bank)しかり。
そんななか、会計ソフトのIntuitがiPadバンキングのアプリケーションを発表した。事前に5万人のMobileバンキング利用者調査を実施した結果、モバイルサービス利用者はPCでオンラインバンキングだけを利用している人よりも、金融機関と双方向コミュニケーションを欲している人が45%以上も多かった。
タブレットはオンラインバンキングとはまったく違うツール。それを同じサービスレベルで考えると失敗する。より多くの画像や動画を多用し、直感的に金融サービスを体験できるようにしなくてはならない。
調査によると、オンラインバンキングだけの利用者は月11回のアクセス。モバイル利用者は月間35回のアクセスがあるという。金融機関にとってはモバイルサービスは重要な顧客接点である。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。