2012年3月31日9:00
SquareやIntuitにつづき、PayPalもMobileカードリーダHereを発表し、にわかにMobileカード決済端末市場が熱くなっている。
金融関連企業だけでなく、一般の事業会社も参入。サンフランシスコに本拠を構えるイベント会社、イベントブライト(Eventbrite)も、このビジネスに参入した。
iPadに装着するドック型の台形ドングルで「At The Door Card Reader」というネーミング。つまりイベント会場の入り口のドアで、カード決済をするときに使う。ターゲットはイベントプランナーだ。
イベントブライトでは、FacebookやTwitterでのチケット販売が急増しているが、機会損失も多かった。特にイベントの意思決定は、オンラインではなく、オフラインのイベント会場のドアでおこるという。
この最終意思決定を促進するために、自社でMobile決済端末を推進することになった。イベントブライトは、2011年に約50万件のイベントを取扱い、2,000万人以上にチケットを販売している。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。